【小川山】マナ(Day5):最高高度更新も…

クライミング日:2025年10月10日(金)
今回のクライミング
翌日からはスポーツの日の3連休。しかし、ようやく良いシーズンになってきたのに、土~月は微妙な予報。
マナRP秒読みのゆきりんが、金曜に有休取って5峰行くというので、僕も平日カードで参戦。
たまーに来て触るものの、なかなか登れないマナ。そろそろ決めたいところ。




ちなみにサムネイルの写真は、むらいくんが撮ってくれた。翼まで授かったのだが…。
マナのコンディションは朝一が良さそうなので、7時に廻り目平に集合して5峰へ。
✔ギャオス(5.10b), Re
ギャオスはまだギリギリ日陰で、若干手がかじかむくらい。
下りる時にマナのホールドを眺める。大体覚えている気がする。
❌マナ(5.13a), 4go(計5d13go)
ゆきりんはアップ後の1便目でRP!
初の5.13とは思えないほど安定した登りだった。おめでとう!

「思い出し便なんかいらないぜ!おれも1便目で決める!」と意気込んだものの、まったく惜しくもなくフォール。そのあとがっつり探り、ようやく思い出した。笑
快晴で壁にはすでに陽がガン当たりだが、まだホールドは適度に冷たく、フリクション抜群だ。
2便目。あれ?さっきと全然フリクションが…。MSFT(モーニングスーパーフリクションタイム)はすでに終了していた。再び惜しくもなくフォール。
3便目。午後になって少し雲が出てきた。風も強くなってきてフリクション復活!下部での余裕がさっきと全然違う!

ダメな時は、このスリットホールドを持った瞬間、ムリだなって大体わかる。笑

僕にとっての最大核心、左手2本指ガバポケット取りが、下から繋げて初めて止まった!
クリップしつつチョークアップ。体感としては、まったくと言っていいほどヨレていない。いける。

男子ムーヴの場合、普通の人には一番の落ちどころとなる、リーチーな右手角カチ取り。ここはリーチの見せどころ。
バラシの時とほとんど変わらない感覚で手が伸びる。しかし、わずかに取り先をはずしていた!

うーん…。左手2本指ポケット止めたら、その便で決めてしまいたかったのだが甘くない。やっぱり繋げると微妙にヨレてるんだろうなぁ。
その後、ほとんどハングドッグ挟まずリスタートしたら、今度は最後の左手ガバ取りでフォール。ここも落ちられる。惜しかったような、そうでもなかったような…。
今度こそ決めるつもりで4便目。また晴れてきてしまったので、向かいの山の稜線に陽が沈むのを待ってからトライ。
しかし、岩はすぐには冷えない。それもあるにはあるんだろうけど、普通にヨレている。左手2本指ポケット取りでフォール。
長いルートではない。なおかつレストも出来るし、便数も出してないのに不思議。でも、前回Day4も最終便で高度が下がった。フィンガリーなホールドが続くので、気づかないところで小さい指の筋肉を消耗しているのだろうか。
ふりかえり
マナDay5、ようやく左手2本指ポケットが止まったものの登れず!
1便目で手順・足順は思い出したけど、細かいホールディングなどは忘れてしまっていたのかもしれない。
続けて通って決めてしまいたい気持ちもあるけど、寒がりな僕にとって、花崗岩の良いシーズンは実に短い。
最近はすっかり5.13aハンターになってしまっているので、ピークの時期には、もう少し限界をプッシュするようなクライミングもしないといけない気もする。
それはさておき、今日はゆきりんのめでたい瞬間が見られて良かった!