4日間ぜんぶ雨!?辺戸岬・宇佐浜クライミングツアー

この記事は、2025年1月に行った、沖縄は辺戸岬・宇佐浜でのクライミングツアーについて書いたものです。
今回のクライミングツアー
約1年前の2024年2月、はじめて行った辺戸岬(岩場の概要などは以下の記事参照)。

1度で大好きになった岩場にまた行ってきた。
様々なグレードが揃っているが、5.12dというグレードがやたらと多く、スラッシュグレードも含めると全部で5本もある。
- クリスチキン(5.12d)
- ミラーフェイス(5.12d)
- オリオン(5.12d)
- Hard Coral(5.12d)
- アカバナー(5.12d/5.13a)
トポによってはガーリックチキン(5.13a)も5.12dだが、このルートは前回RP済み。
5本全部はムリにしても、目標は3本、最低でも2本、4本登れたら言う事なし。
ツアー計画
前回は2月中旬に行ったんだけど、それでも日によってはかなり暑かった。少しでも気温が低い時期が良いだろうということで、1年で最も寒いタイミングをチョイス。
日数は前回と同じく3泊4日。初日は早朝便、帰りは夜の便を予約し、それぞれ半日ずつ登る計画。1/23(木)~1/26(日)の日程。
宿泊も前回同様、Airbnbで名護市内。
今回はモトハシさん、イイヅカさん、僕の3人だったので、レンタカーは前回より小さいサイズをチョイス。借りた車はトヨタのアクア。後部座席を半分倒せば十分積める。燃費が素晴らしい。
今回も航空券や宿の予約など、何から何までモトハシさんがやってくれた。本当に感謝。
ルート解説
今回登ったルートを解説。
Hard Coral(5.12d)

ロクスノNo.097で紹介された新エリア「Aquarium Wall」の最難ルート。TKD初登。
下部はロープドラッグをケアしつつ、Free the Whales(5.9)を登る。ロクスノの紹介文通り、このグレードながら傾斜を感じる。
Hard Coral(5.12d)は、Free the Whalesの終了点からさらに一段上がった草付きからが実質スタート。
前半はクラックのレイバック登りで、中間部でガバレスト。ここまでで5.10後半くらい?
特徴的なアンダーモノポッケから、ルート名を連想させるエッジの立ったカチでの引き付け・距離出し。
最後はややバランシーなサイドホールドで、終了点まで気が抜けない。
中間ガバレストから10手ほどのショートエンデュランスといった感じ。特別悪いムーヴやホールドはないが、強傾斜の中で一定以上の強度が続く。
70mロープでかなり余ってたので、恐らく60mあれば結び替えなしで下りられそう。アプローチが長いので、実質的な長さはそれほどないけど、高くまで登れて爽快感抜群。
オリオン(5.12d)

PMA(5.13a/b)の左の壁に引かれた、比較的新しいルート(100岩には載っていない)。
終了点を除いて6クリップのルートだが、トラバースが多くてピン間隔もやや広めで、結構長さを感じる。
ザレザレの土の斜面からスタート。1P目がちょっと高いので、マスターの場合は特に慎重に。
1~2P間が手も足も悪く、早速難しい。5P目でかなり休むことができ、そこまでは基本ガバだが傾斜が強い。
6P目クリップ後が核心で、非常に強度のある5手。アンダーからの距離出し、そして悪いカチからビクトリーガバへのデッド。
終了点付近は難しくないがランナウト気味で、岩が脆いのでビレイヤー共々注意。
構成としては良いルート。取り付きと岩が安定していたらさらにいいんだけどな~。
クリスチキン(5.12d)

メインウォールの右端に引かれた、非常に見栄えの良い垂壁のライン。
保持力だけでは解決できないバランシーな下部、純粋な保持力が求められる中間部、そして持久力がものを言う上部。
最後はブエノチキン(5.11b)と合流して終了点へ。
いくつかレストポイントはあるものの、繋げると実に奥深い一本。総合力が求められるルート。
カチが中心なので、ホールドの種類や向きの豊富さという面ではうるま(5.12a/b)に一歩譲るけど、かなりオススメ。
直前の天気予報

出発の1週間前くらいの時点では、それほど悪い予報ではなかったんだけど、出発が近づくにつれてどんどん悪化。
出発前日時点では、なんと4日間とも雨マークが入ってしまった!雨には強い岩場らしいが果たして…。
Day 1

早朝便なので、モトハシさんの車で拾ってもらって空港の駐車場に駐車。クライミングツアーは荷物が多いので助かる。
10時前に那覇空港へ到着。到着時点では曇りだけど、この日の予報は下り坂。
レンタカーを借り、名護のA&Wでハンバーガー食べつつ辺戸岬へ急ぐ。岩場には13時半頃到着。
何日か晴れが続いていたようで、岩はよく乾いている。


- ✅Hard Coral(5.12d) 2go
-
到着時点ではまだ雨は降っていないが、いつ降り出してもおかしくない予報なのでアップはスキップ。
満潮に近い時間だったけど、なんとかAquarium Wallには濡れずに行けそう。これから潮が引いていく時間帯だったので、Hard Coralをやってみることにした。下部が5.9なのでアップ代わりにもなるし。
Aquarium Wallへのアプローチ Free the Whales(5.9)は、ロープドラッグ対策で傾斜が寝るまでは1クリップしたらちょっとクライムダウンしてアンクリップを繰り返す。終了点もスリングで伸ばした。
前半のクラックレイバックは大体ガバだけど、結構傾斜を感じる。中間ガバレストで一旦テンション。
最初は特徴的なアンダーモノポッケ(F**kムーヴ…)。事前にムーヴは聞いちゃってたのであっさり解決。その先のカチゾーンで行き詰る。
マンモスクイナ(5.11c/d)のホールドと似ていて、見た目は脆そうなのだが、意外に丈夫なようだ。しかし、チョーク跡がほとんどなく、どこが持てるのかわかりづらい。
2,3回フォール後に突破。僕のリーチだとスタンスの関係で傾斜が殺せて、それほど負荷を感じない。2撃できそうだが、繋げると実はキツいのだろうか?
レストもそこそこに2便目。レイバックパートはほとんどノーダメージだが、一応中間ガバでシェイク。
アンダーモノポッケ 下引きカチでの引き付け・距離出し 核心部も問題なし。終了点前で少し迷ったが、余力があったのでしっかりホールドを選んで最後のクリップ。
被っているので気付かなかったが、トライ中に雨が降り出していた。下部は濡れながらヌンチャク回収。カメラのレンズにも雨粒が付いていた。滑り込みセーフのRP。
まずは幸先よく1本。早速天気が崩れてきたが、良いスタートが切れた。
- ❌クリスチキン(5.12d) 1go
-
雨は降ったり止んだりといった感じだが、クリスチキンは雨に当たらないようだ。
2本目の5.12dに取り付くものの、3P目で左にトラバースするところが全くできない。
素直に下引きできるホールドではない上、保持感自体もかなり悪く、どうやって効かせるのかさっぱりわからない。

17時半頃から土砂降りで強制終了。雨が弱まったタイミングでそそくさと退散。

この先も雨予報が続いている中、まずは最低限のお土産を確保して一安心だが、クリスチキンが思った以上に苦手そうなのが気掛かりだ。
朝4時過ぎに家を出たのでさすがに眠い。宿でクリスチキンのウェブザベして就寝。
Day 2
昨晩はかなりの雨が降ったようだ。辺戸岬に向かう道路もビショビショだが、岩場に近づくと晴れてきた。


岩も濡れている部分が多いが、驚くことに登れそうなルートが多い。雨に強い岩場というのは本当だった!
- ❌クリスチキン(5.12d) 1go(計2d2go)
-
予報にない青空が広がっているが、またいつ降ってきてもおかしくない予報なので、昨日に続きアップ抜き。
考えてきたムーヴを色々と試すが、どうしても3P目のトラバースが出来ない。どうしようか悩んだが、一旦寝かせることにした。
- ❌オリオン(5.12d) 5go
-
アカバナー(5.12d/13a)をやろうかと思ったけど、残念ながらまだ濡れているので、オリオンをチョイス。
マスターだと1P目のクリップまでかなり怖い。さらに、そこから2P目までが難解。ホールドはかなり汚れている感じ。あんまりトライされていないのかな?
とりあえずエイドで上へ。5P目まではガバで問題はないけど、傾斜があって結構疲れる。終了点前最後の6P目もマスターだと大変だった。
さて、ようやく核心部。こちらはムーヴは比較的シンプルで、何回か試したら解決できたけどかなりの強度。これは繋げたら落ちるな~。
2便目で2P目のムーヴも解決。もう一度上まで抜けて全体を再確認。
3便目から狙っていく。2P目の最初の核心をなんとか止め、ジワジワとガバトラバースで削られて上部核心へ。核心6手のうち、最後の一手が一番強度があるが、4手目でフォール。やっぱり繋げるとかなりキツイ。
4便目は下部がこなれてきて、だいぶ余裕が生まれたが、核心5手目でフォール。6手目がビッグムーヴになるので、5手目は中継の一手なんだけど、中継ホールドが悪くて逆に距離が出ない。一気にビクトリーガバを取りにいった方が良さそうだ。
結構疲れていたので、翌日に体力を温存するという選択肢もあったが、天気がどうなるかわからない。
30分レストで日没前に5便目。明らかにヨレを感じるが、もはや下部はアプローチだ。核心の中継ホールドを使わず、一気にガバを取りにいく。指先はかかったが、わずかに浅くフォール!
決め切れなかった上、右手の人差し指に大きな血豆ができてしまった…。

晴れたり雨が降ったり忙しい天気だったが、風があって朝より岩は乾いた。アカバナーももう少しだろうか。

オリオンが登れそうで登れず、とても悔しい1日。
Day 3
昨晩もまた少し雨が降ったようで、道路は濡れているが、朝の名護は晴れている。

前日時点でこの日は雨予報だったんだけど、朝起きたら曇りに変わっていた。もはや予報はまったく当てにならない。
しかし、アプローチの途中で急に横殴りの雨!

30分ほど待つと、ようやく雨は収まった。
- ✅ハブバリ(5.10b) Re
-
オリオンは核心部が濡れてしまったので、とりあえずのんびりアップ。このルートは特に被っている訳でもないのに、風向きの関係なのか、このツアー中に一度も濡れなかった。常に風が吹いているので、雨が真っ直ぐに落ちないのだ。
ハブバリ(5.10b)
- ✅オリオン(5.12d) 1go(計2d6go)
-
強風のおかげで、あっという間にホールドが乾いていく。そろそろ大丈夫かなというタイミングでトライ。
昨日の5便で朝はかなり疲れを感じたが、アップで良い感じに体がほぐれた。下部は全く問題なし。
下部核心の左ガストンデッド 5P目の右腕突っ込みレスト 実質ノーハンドの右腕突っ込みレストでほぼ全戻し。いざ核心部へ。
核心2手目 この右手サイドアンダーはガバだけど、指残置しそうで怖い。左手を一度スローパーで中継し、キーホールドとなる尖ったカチに送る。その尖ったカチがまだ少し濡れていて焦ったけど何とか保持。
最後の距離出しデッド体勢のセット ビクトリーガバへドーン! 叫びながらビクトリーガバを止める!まだ終了点まで何手かあるけど、ホールド壊さない限りは大丈夫。
アップ後の1便目で登れてホッとした。
- ❌クリスチキン(5.12d) 5go(計3d7go)
-
クリスチキンは出来る気がしなかったので、正直アカバナーをやりたかったんだけど、残念ながら朝の雨でまた濡れてしまった。
ミラーフェイス(5.12d)は見ていてもっと出来る気がしないので、クリスチキンのムーヴ探りを再開。
すると、ようやく3P目のトラバースを解決!ここは人によってムーヴが変わるようだ。足位置がポイント。しかし、トラバース最後の一手となるガバ取りがまさかの横っ飛びランジになってしまって不安が残る。
中間核心は細かいカチの保持で得意系だが、思っていたより強度が高い。その後はバラせば問題ないが、巨人には手に足気味の足上げが苦しい。
この日の2便目から狙っていくが、トラバースで落ちる。バランス系なんだけど、一度出来れば何回でも出来るという感じでは全くない。バランスだけではなく、手のホールディングも超繊細。
5便目(通算7便目)でようやくトラバースを突破!中間核心も気合いで止めるが、懸念していた手に足が上がらずにフォール!やっぱりここかーい!
せっかくなら決めたかったが、昨日までの感触を考えると、よくここまで持ってこれたと思う。問題の足上げも、一度中継の粒足で体勢を整えるとかなり楽になることがわかった。
翌日も微妙な予報だったので、もう1便出すか迷ったが、たぶん雨でもクリスチキンは濡れない。最終日に懸けることにした。

同じくクリスチキンにトライ中のイイヅカさんは、僕がフォールした足上げよりさらに上で落ちていた。実質あと数手で悔しそうだったが、かなり仕上げっている。
アプローチ中に横殴りの雨が降り出した時はどうなるかと思ったが、その後はずっと曇りといった感じで、この日が一番安定した天気だったと思う。
イイヅカさんと翌日・最終日のRPを誓い合った。
Day 4
ついに最終日。毎日よく眠れていて、それほど疲れはない。この1年でツアーの連登での疲労との付き合い方がかなり上手くなった気がする。

青空も見えていて、強い風が吹いている。コンディションはかなり良さそうだ。
- ✅ブエノチキン(5.11b) Re
-
念のため、上部のムーヴ確認も兼ねてアップ。ブエノチキンと合流後は絶対に落ちる訳にはいかない。
- ✅クリスチキン(5.12d) 2go(計4d9go)
-
岩場を15時くらいに出れば飛行機には間に合うが、もちろん1便目から狙っていく。昨日までより明らかにフリクションがいい。
しかし、トラバースの横っ飛びランジでフォール。その後ちゃんと探ったら、全然飛ぶ必要なかった。笑
天気は安定している感じなので、しっかり休んでから2便目。
下部核心:左トラバース この左手ガストン外傾カチのホールディングがとにかく悩ましく、スタンスも悪い。この後、今度はしっかり手と足を運んで飛ばずに突破。
しっかり休んでから中間核心へ。
中間核心:この両手のカチがどちらも悪い 中間核心:左手を小ガバにデッド 剥がされかけたけど、なんとか止める!ちょっとだけシェイクして、上部の持久パートへ。
上部核心:リーチクライマーには苦しい右足上げ 右ガス、左ガスから、昨日フォールした窮屈な右足上げ。粒足を中継して左ガスを効かせ、今度は上がった!
まだ数手は落ちられる(イイヅカさんは昨日実際落ちてた)けど、ここはリーチが活きるパート。問題なく突破し、ブエノチキンと合流。しっかりシェイクして腕を戻しつつ終了点へ。
できた~!!初日と2日目は下部核心が解決できなかったことを考えると、よくRPまで持ってこられたと思う。素直に嬉しい。
ちなみに、2日目にできてしまった血豆がこのトライで破裂!本当に決められてよかった。
そして!僕に続いてイイヅカさんもクリスチキンをRP!
イイヅカさんは今回が3回目の辺戸岬ツアー。1回目からほとんどこの1本に絞って打ち込み、3年目でついに…。
ちなみに、安定しているかに思えた天気だが、イイヅカさんのトライ中に急変。クリスチキンは基本的に雨が降っても問題ないルートだが、この日はとにかく風が強く、濡れながらのヌンチャク回収。ビレイヤーのモトハシさんはビショビショ。笑
先ほどまでの晴れが嘘のように雨は強まり、次第に嵐の様相に。1時間くらいでようやく落ち着いたが、さすがのクリスチキンもRPを狙うには厳しいコンディションになっていた。まだ時間的に数便あると思っていたが、僕もイイヅカさんも、実質はラストチャンスだったのだ。

乾きかけていたアカバナーも再び水没!クリスチキンをRP後、上手くハマれば4本目の5.12d完登もあったかもしれないが、小心者の僕は内心「宿題残したくないな~」と思っていたのでホッとした。笑

早めに岩場を後にし、美味しいものを満喫して帰路についた。
グレード感
辺戸岬には、5.12a/b~5.13a/bのグレードのルートが全部で10本ある。前回のツアーと合わせて、このうち7本を登ることができたので、難しく感じた順に並べてみたいと思う。
クリスチキン(5.12d) > PMA(5.13a/b) > オリオン(5.12d) > ガーリックチキン(5.13a) > うるま(5.12a/b) > Hard Coral(5.12d) = タコライスチーズ(5.12b/c)
かかった便数と難易度は必ずしも一致しないけど、便数で並べても同じ順番になる。前回のツアーから実力が伸びていることを考えると、単純な比較は難しいけど。
クリスチキンは僕が苦手だということを考慮しても、5.12dとしては難し目だと思う。オリオンはSolid 5.12dだろうか。ガーリックチキンは5.13aとしてはかなり甘い。
うるまは辛い。少なくともスラッシュなしの5.12bでいいと思う。
Hard Coralとタコライスチーズは、かなりリーチ差が出やすそうなのでご参考まで。
5.12a/b~5.13a/bで残る3本は、
- Scuba Steve(5.12a)
- アカバナー(5.12d/13a)
- ミラーフェイス(5.12d)
得意不得意の差が大きそうだが、ミラーフェイスが最難という声が多いみたい。
辺戸岬の天気と雨耐性
今回は4日間とも雨が降ったが、毎日太陽も出た。地元クライマーの方の話では、天気が本当に読めないらしい。傘とサングラスが両方必要な岩場だ。
予報もコロコロ変わる。雨雲レーダーを見ていても、小さな雨雲が次々に湧いてきて、それが辺戸岬を通る場合もあれば通らない場合も。お天気雨も多かった。そういえば、能登半島に行った時も同じような天気だったな。海に突き出た場所の天気は、不安定なのかもしれない。
上部の岩が被っている部分が多く、少々の雨なら濡れないルートも多い。風向きの関係で、ハブバリは被ってないけど不思議と濡れない。
コルネがほとんどないこともあり、染み出しは非常に少ない。今回は初日の夜に大雨が降り、アカバナーやPMAは最終日まで影響があったが、その他のルートは問題なさそうだった。常に風が抜けていて、花崗岩のようなスピードで乾く。
僕たちと同じように3泊4日くらいの日程で行くパーティーが多いようだが、少なくとも全く登れなかったという話は聞かないので、雨に強い岩場だということは間違いないだろう。
天気は読みづらいが、雨に強いというのは遠征先としてありがたい。さすがに沖縄なので、直前の予報を見て日程を決めるというのも難しい。ちなみに、北海道の赤岩青巌峡は天候の不安定さに加えて染み出しも多く、せっかく行ったのにほとんど登れなかったという話も聞く。
今回のツアーでは、毎日気温は20℃くらいで安定していた。風が強かったので、ビレイ中はフリースを着ていたが、登る時は半袖で暑くもなく寒くもなく。
前回の最終日は25℃超えの無風ドピーカンで、これはこれでキツかった。1・2月でも、沖縄の日差しは強烈だ。
一方、15℃くらいまで下がる日もあるらしい。風が吹くと結構寒そうだ。薄手のダウンはあってもいいと思う。
ふりかえり
直前の天気予報では「登れる日あるの?」という感じだったが、結果的に毎日登れてしまった。体感気温としてはちょうどよく、意外に悪くないコンディションだったかも。まぁ沖縄らしい写真撮るには晴れがありがたかったけど。
成果としては目標通りの5.12d×3本。Hard Coralはかなり得意系ですぐ登れたけど、他の2本はしっかり難しく、最終日にクリスチキンをなんとか決められて満足。
イイヅカさんのクリスチキンRPにも立ち会えてよかった。ちなみに去年までの2回のツアーで主要ルートをほぼ登りつくしていたモトハシさんは、初日こそアカバナーを2撃したものの、2日目以降はミラーフェイスとクリスガーリックチキンに続けて敗退するなど成果がなかったが。笑
そして改めて辺戸岬の素晴らしさを実感!今回は天気には悩まされたけど、やはり居心地が良く、ルートの質が高い。
残るルートは少なくなってきたが、また来年も行きたいな~。残りの5.12台3本もあるけど、今回のツアーでクリスガーリックチキン(5.13c/d)をやってみたくなった!
クリスチキン(5.12d)とガーリックチキン(5.13a)の間を、オリジナルパートで繋いだルート。オリジナルパートは初二段くらいと聞く。ガーリックチキンは実質5.12cくらいだと思うけど、持久的にも相当厳しいルートだろう。何より、この岩場で一番カッコイイ壁を一切逃げることなく登るキングライン。
クリスとガーリックをそれぞれ登っているとはいえ、1回のツアーで落とすのはハードルが高いが、数年計画でもいいかなと思っている。それくらい魅力的なラインだ。
なによりこの岩場が大好きなので、毎年恒例のツアーにしたい。
ミラーフェイス hard 7c+
PMA 7c+
アカバナー 7c+(7cかも)
クリスチキン7c(みな難しく感じていそう)
オリオン7c(欠けが多く現在不明)
Hard Coral soft 7c(7b+かもしれんが)
ガーリックチキン7b+
タコライスチーズ 7b+
うるま hard 7b
Scuva Steave 7b
タコチーよりうるまのほうがむずいのうけるな!笑
デシマルでいうとミラーフェイスは13aの可能性あるなー
うるまは絶対12b
ウイングスパン190cmだからな~
ここまで日本人の平均から外れると
どうしてもたまにグレードの逆転は起こっちゃうよね
ミラーフェイスはルートタイプとしても
他とちょっと違ってそうだよね
花崗岩スラブフェイスの要素が入ってるような
今回一緒にいった女性はあっさりムーヴ解決してた
きいさん
はじめまして、コメント失礼いたします。
仕事で沖縄に引っ越すことになったため岩場の情報を調べており、こちらにたどり着きました。
辺戸岬、とても楽しそうな岩場でわくわくしています。
ひとつ質問ですが、辺戸岬の終了点はどのようなものでしょうか。
結び替えは必須になりますか。
残置のある岩場でしか登ったことがなく、結び替えが必須なら、東京にいるうちに勉強してからと考えています。
いきなりの質問で大変恐縮ですが、ご回答いただけますと幸いです。
ころっけさん
コメントありがとうございます!
辺戸岬は基本的に終了点の残置ビナはありません。
代わりに、ヌンチャク回収用のフック
(辺戸岬以外では見たことがありませんが、
見れば直感的に使い方はわかると思います)
が設置されたルートもありますが、
結び替えが必要なルートも少なくありません。
ですので、結び替えを練習されてから行かれることをお勧めします!
本当に素晴らしい岩場ですので、ぜひ楽しんでください!
ご返信いただきありがとうございます!
詳しく教えていただき、大変参考になりました。
結び替えをしっかり練習して、新しい土地でもクライミング楽しみたいと思います!