【城ヶ崎】虎の穴RP!

クライミング日:2025年1月18日(土)
今回のクライミング
先週、終了点目前でフォールし、RPを逃した虎の穴(以下の記事参照)。

この日はバックカントリースキーがTHE DAYになりそうな予報だったけど、登れそうで登れないルートがあると気になって仕方ない性格なので、リベンジを誓って城ヶ崎へ。
翌々日は大寒で、1年で最も寒い時期で予報気温も低かったけど、さすがは城ヶ崎。朝から快晴でポカポカ。むしろ暖か過ぎてフリクションの低下が心配になったが、午後から曇ってちょうど良かった。
同日、城ヶ崎のボルダーエリアでは風が冷たかったところもあったそうだが、南向きのシーサイドはあまり北風も入らないようだ。
✅タイトボーイ(5.10d), Re
いつものアップ。
昨晩あまり寝付けなかったけど、体は軽くて調子良さそう。
✅虎の穴(5.13a), 4go(計3d13go)
まずはヌン掛けしつつ、テンテンでムーヴ確認。大きく変えたところはないけど、最後のマントル返しは終了点のやや左に抜けると簡単になった。
決める気満々の2便目。下部から順調で、ほとんどヨレることなく中間核心へ。右手送りムーヴで右ガバカチを捉えたと思ったけど、わずかに甘掛かりでフォール。
3便目も全く同じ。これはまずい…。この右手送りは完全にデッドムーヴで、取り先のホールドを外しやすく、思ったよりも確率が低そうだ。
初日に試して感触が良くなかったムーヴだが、みんながやっている左手出しを再度試すと、今回はかなりいい感じ。


ポイントは左足だった!初日に試した時は正対だったけど、キョンにするとハング下に腰がグッと入り、右手の負荷がかなり下がる。
右手送りムーヴはデッドだったけど、左手出しだとスタになった。あとは繋げてみてどうなるか。
かなりもったいない便数を重ねてしまった気がするが、気持ちを切り替えなくてはならないw。
トライの合間のレスト中、スキーヤーの知り合いのストーリーズを見ると、みんな快晴の空の下でパウダーを楽しんでいる。ぐぬぬ…やはりスキーだったか。。せめて虎をなんとか落としたい。笑
この日の4便目(通算13便目)、Newベータ(ただの定番ムーヴだけどw)でいざトライ。
下部はすでに自動化されている。問題なく中間核心へ到達。左足キョンで、左手をカチに伸ばすと普通にスタで取れた!
終了点前のレストポイントへ。先週、最後のランジで落ちた時のトライに比べると、かなり余裕がある。腕を入れ替えてシェイクを入れるごとにどんどん戻る。しっかり2分ほど休んでいざ。
しかし、体力温存のために中間核心で落ちたら上は探らずに下りていたのが災いしたのか、ランジ発射体勢へのセットでモタつく。

なんとか遠い右カチ、中継の左カチを取り、見えない棚ガバへ飛ぶ!

止まった!あとは朝の探り便で決めておいた通り、終了点のやや左からマントルを返すだけ。

できた~。せっかくレストでかなり回復したのに、発射体勢へのセットで再びHP急降下して危なかった。笑
グレード感
僕の体感はSolid 5.13a。
ロクスノNo.106のテストピースアンケートはすでに回答してしまったけど、その前に虎を登っていたら、5.13aのテストピースに挙げていたと思う。
昨年12月末に登った、城山のケレンジ(5.13a)とちょうど同じくらいの難易度。奇しくも計3日13便というのも全く同じだ。どちらもボルダリーなムーヴが出てくるが、最大強度でいうとケレンジ、繋げる難しさでいうと虎の穴。
年明けにRPした、シンデレラボーイ(5.13a/b)よりは1グレード易しく感じる。
3つの核心部は、中間部のカチパートが一番難しく、出だしのランジが一番簡単に感じた。ただし、最初のランジは明らかにリーチによるアドバンテージがあるので、個人差が大きそう。
外ボルダーやったことないのでテキトーだけど、出だしのランジが4級、中間部のカチパートが2級、最後のランジが3級。
3つの核心の間にそれぞれ絶妙なレストがあり、メリハリが効いた好ルート。
❌パンピングアイアンⅠ(5.12a), 1go
虎を登ってまだ時間があったので、温めに温めておいたパン1のオンサイトトライ。
昨シーズン、シーサイドの5.12台は結構登ったんだけど、パン1は濡れていることが多くてやってなかった。
僕の5.12オンサイトは、白河不動岩のたたらの剣(5.12a)のみ(以下の記事参照)。体感として5.12aは甘めで、新しい岩場ということもあって知名度も高くない。

そろそろ文句なしの5.12をオンサイトしたいところ。パン1は少なくとも甘めという話は聞かないし、むしろ5.12b寄りという声もある。
これまでトライしている人がいても、見ないようにしてきた。いざ、マスターで尋常にトライ。
1P目が高いけど、最初はただのアプローチ。2P目までも怖いが、ここも慎重にいけばそれほど難しくない。
2~3P目が城ヶ崎らしいカチゾーンで早速難しい。なんとか抜けて3P目にクリップするも、スラブへの這い上がりで行き詰る。
何度も行っては戻ってを繰り返すも、ムーヴがわからない。最終的には全くチョークがついていない激悪カチでムリやり突破しようとしてフォール。
ハングドッグ後、左手ガストンがあることに気づいた。これは初見ではなかなか出ないな~。
その後はムーヴを探りながらテンテンでトップアウトしたけど、スラブはフットホールドが全然ないし、ハング越えも強度がある。
つまり、全然惜しくなかった。笑
詳しいルート解説はまた今度にしたいと思うけど、ホールディングやムーヴがやや単調になりがちな城ヶ崎の中で、立体的な形状がもたらすムーヴの多彩さが素晴らしい。とても面白いルートだ。
おまけ:グルメ情報
帰りは駐車場から熱海方面へ20分くらい戻ったところにある「魚処 おお田」へ。
TKDのブログで見た地あじ膳(¥1,870)は残念ながら売り切れだったので、代わりに海鮮丼を注文。

とても美味しかった。この辺りは観光客向けの店が多く、割高なイメージがあったけど、おお田は味とボリュームを考えると良心的な値段だと思う。クライマーの間では有名な店?
国道沿いで寄りやすいし、また来たい。
ふりかえり
右手送りムーヴで2便続けて落ちた時は、もしかして今日も登れないかと思ったけど、思い切ってムーヴを変えてよかった。
パン1は初見だとムーヴが難解で、僕のオンサイト能力だと全く話にならなかった。笑
一応目標の虎は登れたし、美味しいもの食べて良い一日。パウダー我慢した甲斐があったよ。笑
それにしても、シーサイドはレべチに暖かい。問題は、良くも悪くも残りルートが減ってきていること!
5.12台もまだやってないのあるけど、順当に行けば次はスプラッシュ?明らかに得意ではない傾斜で5.13cというグレード。
う~ん、同じくらい暖かくて、5.13前半が30本くらいある岩場ないかなw。