【小川山】ムーランジュール(屋根岩1峰)
クライミング日:2024年7月6日(土)
アプローチなど
今回のクライミング
メンバーはかいてぃー、僕、みずかみさんの3人。
先週末、カントリーロード(5.12a)を登った小川山の屋根岩1峰へ。
今回はムーランルージュ(5.12a)、アンデラクロス(5.12a)を狙いたい。
アプローチ
アプローチ、あとエリア自体の解説などは、前回の記事参照。
天気とコンディション
今週は梅雨の中休みといった感じで、平日は晴れが続いていた。
この日は午後から雨の可能性がありそうだが、降っても小雨程度で、恐らく一日登れるだろう。
熊の目撃情報
ここ最近、川上村では熊の目撃情報が相次いでいるらしい。
よりによって行こうとしているエリア、やろうとしているルートで!?
まぁ同じ場所に出るとは限らないし、最近はどこで熊に出会っても不思議じゃないしね。ということで、予定通り屋根岩1峰へ。
二子山・弓状メンバーで賑やかな岩場
大駐車場でキタガワさんと遭遇。ちょうど「力 The 大岩」をやりたかったそうで、一緒に登ることに。
屋根岩1峰に着くと、久しぶりに会うロッシさん・モモさん夫妻の姿も。
さらに遅れてしょーちゃんも現れ、先週は自分達3人だけだったのに、知り合い7人の賑やかな岩場に。
これで熊も近づいてはこないだろう。
ムーランルージュ(5.12a)
ルート解説
1P目がめっちゃ高いので、下部の縦クラックにカムを入れた方が無難(このグレードにトライする人なら、まず落ちない難易度だけど)。確かC1とC075を使った。
ルートの取り付き(ビレイポイント)から斜めに伸びるクラックもカムが効きそう。しかし、ロープの流れが悪くなりそうだったので、ここはノープロで登った。
1P目のボルトにクリップしてから実質スタート。遠いスローパークラックをハイステップで取り、左にトラバース。
2P目にクリップして第一核心。ここは手は良いけど足が悪い。
3P目にクリップして第二核心。今度は足は良いけど手が悪い。足を踏み変える際のロープ捌きも難しかった。
同じエリアにあるカントリーロード(5.12a)と比べると持久要素は低い。ただし、第一核心のあと休む間もなくすぐに第二核心なので、繋げる難しさもなくはない。
全体的にスローピーなホールドが多いので、フリクションに左右されやすい。南向きのルートなので、晴れて風のない日は難しく感じるかもしれない。
ムーヴの選択肢は多く、ライン取りも色々ありそう。納得の三ツ星ルート。
アップ
オンサイト狙いなので、しっかりとアップを。
先週RPしたカントリーロード(5.12a)で、みずかみさん達のためにヌン掛けも兼ねて。前回はビショ濡れのなか登ったので、乾いた状態でグレード感も改めてチェックしたいところだ。
めっちゃパンプしたけど、なんとかマスターでreRP。やっぱり小川山本の5.12aというグレードで適切な気がする。
成果と進捗
下部は慎重にカムを決めながら1P目へ。2P目までは無難に進んだが、第一核心でフォール。悪いトライではなかったけど、足位置が決まらなかった。また5.12初のオンサイト候補が1つ減ってしまった。。。
ちゃんと足位置を決めると、第一核心は問題なし。ただ第二核心がバランシーで難しい。なんとかバラせたけど、足の踏み変えの際にちょうどロープが足元に来てしまい、踏んでしまう可能性がありそうだ。
第一核心は無難に突破するも、第二核心で懸念していたロープ捌きが上手くいかずフォール。ムーヴ自体の強度は上がってしまうけど、ロープ捌きが楽なムーヴに変更。
決めておいたシーケンスをしっかりこなしてRP。最後のガバ取りを、ランジに近いデッドにしていたのだが、繋げると距離出しがキツくて若干危なかった。
雨撤退
ムーランルージュを登って程なくして、雨が降り出す。予報では降っても小雨程度だったが、徐々に本降りに。
アンデラクロス(5.12a)も登りたかったのだが、仕方なく15時前に撤退。翌日の日曜は晴れ予報。清里に泊まって連登予定のため、ちょっと時間を潰さなくてはならない。
ROOF ROCKは同じく雨撤退のクライマーでごった返していた。ヤツレンのソフトクリームも並んでいるようだったのでパス。
こうして向かった先は、久しぶりのアフガン。割といつも並んでいる印象で、予約も出来ないため、こういう時しか来ないんだよね。
見た目にインパクトがあるベーコンカレーが人気のようだけど、個人的には超ホロホロのビーフカレーもおすすめ。