【二子山】穴のムジナDay1

きい

クライミング日:2026年3月7日(土)

今回のクライミング

先々週、先週と久々に続けて通い、改めて面白さを実感した弓状。

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私生活に続き、同じく5.12cの「穴のムジナ」にトライ。

✔️悪魔のエチュード(5.10a), Re

アップ。

曇りのち晴れの予報だったから、そこまで放射冷却はないだろうと思っていたけど、しっかり寒い。

❌穴のムジナ(5.12c), 4go

ルート解説

人気ルート「おいしいよー(5.12c)」の右隣のルート(1本目のボルトは共通)。

終了点を除いて6クリップ。それほど長いルートではないが、ピン間隔が広めなので、ボルト数の割には高くまで登る。

3ピン目まではガバのアプローチで、そこからどれも似たような動きの3つの核心。第一核心→レスト、第二核心→レスト、そして第三核心という、メリハリの効いた構成だ。

それぞれのレストはガバではあるものの、スタンスが悪くてそこまで休めない。バラシた場合、第一核心>第二核心>第三核心の順に難しいが、徐々に腕が張ってくるので、繋げると全部同じ難易度になる。そんな感じのルート。

核心ムーヴは、アンダー気味のサイド持ってキョンという動きが多く、実に石灰岩らしい。フットホールドが悪く、スタンスがポイント。

しかし、このルートのクライマックスは、第三核心後から終了点までだと思う。力を使う最終6ピン目のクリップから、ビクトリーガバまでの5手ほど。バラせば難しくないが、ここで落ちる人も少なくないらしい。

弓状の中では、比較的ボルダリーなルートではあるが、最後はやはり持久力がものを言う。

トライ

まずは探りの1便目。一番難しいと思われる、第一核心でやはり苦労する。完全解決はしなかったが、一応できそうなので、とりあえず上へ。

第二核心は、下にいる人から教えてもらって解決。第三核心だけ一発でできたが、ここも繋げるとキツイだろうな。その後も最後までフットホールドが悪い。

2便目で第一核心も解決。どの核心もホールドが限られるので、みんな大体同じようなムーヴになりそうだ。レストのやり方も確認し、一応RP体制に。

3便目。ギリギリだったが、第一核心を突破!

第一核心
ムーヴMEMO

キョンする前に、左足をステミング気味にコルネに張り、右手をアンダー気味に持ち変える

4ピン目にクリップしてレスト。しかし、第一核心でもたついてしまったため、すでに結構なパンプ。レストポイントでシェイクを繰り返すが、十分回復できない。

そのまま第二核心。右手は遠いガバを掴んだと思ったが、わずかに距離が足りずフォール。第一核心が鬼門なので、あわよくばそこを抜けたら決めたかったが、仮にこのトライで第二核心が止まっていても、たぶん第三核心でヨレ落ちてたと思う。

4便目はすでに疲れてしまっていたようだ。あっさりと第一核心でフォール。気持ちを切り替えて、次回に向けて再度上までムーヴ確認。

第二核心

第二核心は左手でガストンカチを持ち、苦しい右足ハイステップで立ち上がり、遠いガバサイドアンダーを取る。

第三核心

第三核心は第一核心と非常に似た動きで、右手サイドで左足キョン。

レストもコツがなんとなくわかってきた。

終了点前の足位置が悩ましい。ここでは落ちたくないので、何度か手順を確認した。

ふりかえり

思ったより晴れなくて、結構寒い一日だった。

弓状の5.12cの中だと、比較的登り易いという人も多い穴ムジだが、丸一日やって登れず。

前々からなんとなく気づいてはいたのだが、弓状は一番好きな岩場ではあるものの、得意という訳ではないらしい。笑

ニーバーなどのレスト技術には多少自信があるが、純粋な持久力に欠けるため、繋げるのにいつも苦労する。

薄被りの中で、フィンガリーなホールドを引いて距離を出すのが僕の強みなので、同じ石灰岩でも、御前岩の方が苦労せずに登れることが多い(もちろんグレード感も違うけど)。あとは城ヶ崎・城山、それから花崗岩のカチルートも強みが活きる。

弓状の場合、保持力よりも体幹が要求される場面が多い気がするし、そもそも力より技が重要な岩場だ。そのため、便数を重ねれば重ねるほど、楽に登れるようになる。ボルダー力でふるい落とされることも少ない。弓状に比較的女性クライマーが多いのは、こういったルートの特徴も影響しているだろう。

保持力真っ向勝負のクライミングも、わかりやすくて気持ち良い。ただし、持てるか持てないかで成否が決まってしまうと、極論フィンガーボードでいいのでは、と思ってしまったりもする。

なにより、自分が得意なルートという理由だけで高グレード登ってドヤるよりも、苦手でも本当に登りたいルートに取り組む方が、本来のクライミングのとしてはよほど健全だろう。

自分の好きと得意が一致していれば良いんだろうけど、「ないものねだり」という言葉があるように、必ずしもそうではないんだよなぁ

という訳で、次回は穴ムジ登れるように頑張ります。笑

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ABOUT ME
きい
きい
登ったり滑ったりする人
1988年生まれ、愛媛県出身
東京の北西部に住み、週末は専らさらに北や西に出かける
仕事は電機メーカーのエンジニア
クライミング:2021年からリード&外岩を始めて本格的に
スキー:2017年からバックカントリーにハマる
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