【有笠山】天然記念物:1歩下がって2歩進む

きい

クライミング日:2026年4月11日(土), 12日(日)

今回のクライミング

先週までしばらく弓状通いだったが、染み出しも増えてきたので、今週から別の岩場へ。

GWのスペインツアーまであと2週間。引き続き強傾斜対策のため、昨年11月に1日だけ行った、有笠山、ジ・アーチを再訪。

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ここ最近、ジムでのリードはすこぶる調子が良い。というか、明らかに成長を感じる。

いつも登っているベースキャンプ入間で、インドアでは初めてとなる5.13aをRP。「え?今まで登れたことなかったの?」というツッコミはなしでw。プラスチック苦手なのです。

今の調子なら、天然記念物もあわよくばDay2でRP、かかっても3日あれば十分、なんて考えていた。しかし、物事はそう簡単に思った通りには進まない。笑

Saturday

平日は晴れが多かった今週だが、金曜にトータル4mm程度の雨(中之条のアメダス)。アーチに向かう途中に通り過ぎる岩は、結構濡れている。

アーチも朝は少し湿気っていたが、風が出て午後からはグッドコンディション。

この時期としては高めの気温で、ほぼ1日中日陰となる天然記念物の取り付き付近は、休憩中に薄手のダウンを羽織る程度で、快適そのものだった。

ちなみに、この日フェアリーロックで登っていたkjたちによると、そちらはかなり暑かったらしい。

幸い、ヒルの姿はまだ見かけず。

❌天然記念物(5.13a/b), 4go(計2d7go)

まずはヌン掛け兼、思い出し便。

実質の出だしとなる、テラスからアーチへの取り付き。ここは意図的に足を切って振られるムーヴを選択しているんだけど、振られた後にピタッと足を置ける。プランクの成果かもしれない。

しかし、第3ランジ前のヌン掛けをする直前でスリップ落ち。今回のロープは、Edelridの8.9mm。細いロープというのはポンプアップには向かないw。復帰できそうにないので、諦めて一旦下りる。

落ちるととにかく復帰が大変なので、2便目はとりあえずヌン掛けに専念w。それから第3ランジをやったのだが、なんとバラシで何度やってもできない。・・・・・?

この日は計4便出したものの、結局第3ランジは一度も止まらなかった。前回はすぐにコツをつかみ、バラシなら何回でも出来た記憶なのだが…。こういうコツモノは、ちょっとした体の向きとかバランスの違いで、出来なくなるものなのかもしれない。

ちなみに3,4便目は、下から第1ランジ前のレストまでは繋がったものの、いずれも第1ランジが止まらず。

前回のブログを読み返すと、「次回で1テンまではいけそう」と書いているが、なんと後退してしまった。

次の日もアーチで登る予定にしていたので、ヌンチャクそのままで下山。

中之条のグルメ情報

この日の夕食は、はじめて行く「千里」。小さいお店だけど、アットホームでコスパが良くてオススメ。

ゆきりんが食べていたハンバーグ定食(なんとこれで¥850)。

Sunday

昨日に比べると、5℃くらい気温が低い予報だが、この日がこの時期としては普通だった?

アーチでは、冬用の分厚いダウンを着ていた。

ちなみに奥壁は、午前中は寒くて、午後からは灼熱と、難しいコンディションだったようだ。

❌天然記念物(5.13a/b), 3go(計3d10go)

この日も相変わらず、第3ランジができない。一度できていたことが、ここまで出来なくなってしまうとは…。

気落ちする僕とは対照的に、ゆきりんはサクサクとムーヴを解決していく。第1, 第2ランジは、特に女性にとっては距離のあるムーヴだが、かなりダイナミックな動きで止めていた。もちろん僕のリーチの方が簡単だが、カッコ良いのは間違いなくゆきりん。笑

第3ランジもあっさり止めたゆきりん。ぐぬぬ…。ここからは、ゆきりんにムーヴを聞きまくる作戦に。笑

僕の2便目。ゆきりんのアドバイス通りに第3ランジやったら、僕もなんとあっさり止まった。

さっきまでの発射体勢
アドバイスもらった後の発射体勢

ビフォーは体がかなり右側に残っているのに対し、アフターは左に入り込んでいる。体が右側に残ると、横っ飛びのようになり、ガバに左手が届いても振られが大きくて耐えられなかった。

体が左に入ると、ほぼ下から上へのランジになり、非常に出やすい。

ようやく解決したので、3便目で狙ってみるも、探り過ぎによるパワー切れで下部落ち。気持ちを切り替えて、次回に向けて第3ランジ以外もムーヴ探り。

またしてもゆきりんからのアドバイスで、第1ランジ前のレストでのトゥフック(足ジャム?)の仕方を変えたら、これが効果絶大。

これまでは下から上に入れていた
横から入れる

下から上に入れるやり方では決まりが悪く、抜けそうで腕に力が入って上手く休めず、実際にレスト中に抜けることもあった。

横から入れると、がっつりスタックする感じで、逆に抜くときに少し大変なくらいだ。

さらに、このトゥフックのおかげで、第一ランジはなんとほぼスタになった。

繋げたらちょっと嫌だなと思っていた終了点クリップも、ステミングで腰クリップにすることで、安定して掛けられることを発見(これもゆきりんのマネしただけw)。

ヌンチャク回収メモ

下から5ピン目までは終了点から下りながら普通に回収(振られ止めビナ多数)。4ピン目と3ピン目(スリング)を残し、先にアプローチの1, 2ピン目を回収する。登り返して4ピン目にセルフを取り、3ピン目回収、最後に右手穴ガバで4ピン目を回収するのが良さそう(最後に3ピン目だと振られが大きい)。

✅右向け左(5.10d), mOS

この週末は気づいたらアップも含め、天然記念物しかやってないので、帰り際に1本だけ違うルートを。

「右向け左」はアーチを斜面の上から見て、一番左側に引かれていて、柱部分を登るルート。天然記念物やみかけだおしとは、アーチの反対側になる。

これといって悪い部分はなく、基本ガバだが、たまにガバスローパーもある。ライン取りもやや難しく、休めそうで完全には休めない持久系。

落ちるような感じではなかったけど、天然記念物から下りてきてそのまま登ったこともあり、結構パンプした。まぁでも無難な5.10dという感じかな。

アップに良いかもしれない。

中之条のグルメ情報

この日の夕食は忠央食堂。食堂というか焼肉屋だが、定食もあるので、サクッと寄りやすい。肉にライス・みそ汁・サラダ・漬物が付いて¥1,000~¥1,200くらい。素晴らしい中之条物価。地元の人に人気な印象。

ふりかえり

日曜の1便目までは散々で、完全に1歩下がってしまったが、そこからゆきりんのムーヴをパクりにパクって2歩進んだ。笑

しばらく通っていた二子山・弓状エリアでは、聞こうと思えばいくらでもみんなにムーヴを聞けてしまう。現にそうしていたためか、自分でムーヴを見つける力が失われていたのかも。

それはさておき、特に第一ランジ前のトゥフックがしっかり掛かるようになったのは、本当に大きい。恐らく次回は下から繋げて、第一ランジを止められると思う。

第二ランジは恐らく繋げても落ちないから、そうなると問題は第三ランジ。第三ランジ前のレストは、やはりそれほど休める気がしないので、ここで何回落とされるのか…。

東京の桜は散ってしまったが、中之条はちょうど満開だった(写真撮り忘れた)。

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ABOUT ME
きい
きい
登ったり滑ったりする人
1988年生まれ、愛媛県出身
東京の北西部に住み、週末は専らさらに北や西に出かける
仕事は電機メーカーのエンジニア
クライミング:2021年からリード&外岩を始めて本格的に
スキー:2017年からバックカントリーにハマる
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