【城山】白壁の微瑕とトゥウェルブモンキー

きい

クライミング日:2026年3月8日(日)

今回のクライミング

ここ最近は、季節外れの暖かさが続いていたこともあり、久しぶりに弓状通いをしていた。

前日土曜も二子だったけど、この日は久しぶりに冬型になったので、二子は寒そうということで城山へ。

コロナ禍から本格的にはじめたロッククライミングも、気づけば5年くらい続けていて、近場の手頃なルートは結構登ってしまった感がある。

そんな中、城山ではケレンジやポコチン大魔王といった、この岩場の中では高めのグレードから登ったこともあり、まだまだ5.12前半から中盤がたくさん残っている貴重な場所だ。

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✔️ストーンフリー(5.10c), Re

いつも朝のアップ時間帯は混んでいるチューブロックだが、珍しくこの日はガラガラ。というか、ワイルドボアを入れても、終日5,6パーティーくらいしかいなくて快適だった。

ストーンフリーもいつもはアップ渋滞で、ケレンジをやっている時は不人気?のオンリーイエスタデイ(5.10d)でアップしてたけど、久しぶりにやってみた。

このグレードとしては、1ピン目がやや緊張する位置。その後も、ガバではあるがやや甘いホールドが多く、ライン取りも難しい。それでも、時折ちゃんとしたガバが出てくるので、登っていて気持ち良い。

最後のマントルは、記憶よりも悪かったw。何度か行ったり来たりしながら再登。

ビレイポイントは木陰になっているが、ルート上部は陽当たり抜群でポカポカ。上から見る景色も最高だ。

✅白壁の微瑕(5.12d), 3go

この日は特に何をやるか決めてなかったけど、せっかくチューブロックが空いているので、前から気になっていた白壁の微瑕にトライ。

ルート解説

人気ルート「生と死の分岐点(5.12a)」の左隣のルート。

終了点を除いて6クリップ。下部はアプローチで、2ピン目の顕著なハング越えから実質スタートといった感じ。

岩は逆層に見えるが、意外とホールドはポジティブ。ただし、スタンスが非常に限定されていて、それがこのルートを面白くしている。

4ピン目で少しレストでき、ここからモノポケットの核心。

最後は傾斜が落ちるが、繋げると十分落ちられる。長さはないが、持久要素もある好ルート。

終了点前は直登もできそうだが、普通に弱点を突くとやや左回りになり、岩棚に立つことができる。この岩棚の上にトポにない?ルートの終了点があるが、特に限定とかはなさそう。

トライ

1便目では、なんとブランクが2箇所

まずは3ピン目上のアンダーを左手で取りたいのだが、ムーヴが作れない。モノポケットからの一手も出なかった。

お買い得な5.12d(ガメラ本では5.12b)と聞いてたのに、めっちゃ難しいんだけど!?

続いてモトハシさんのトライ。さすがサクサク解決していく。もちろん保持力とかも差があるが、こういうムーヴ解決力も敵わない。

モトハシさんの登りを参考にしたら、2便目で僕も一通りムーヴを作れた。

3便目で狙う。2ピン目下のハングに入ってノーハンドレストできるが、そこまではほぼヨレないし、再びハングから出る時に力を使うのでやめた。

狭いスタンスでの左手アンダー取り

1便目はムーヴが出なかった左手アンダー取り。わかれば意外と難しくなかった。4ピン目にクリップし、ガバ?ガバカチ?で少しレスト。

モノポケットからの一手

モトハシさんは、モノポケット(高さはあるので、縦に2本入れることは可能)を右手で持っていたけど、僕は左手になった。フロントツーで、人差し指を下、中指を上にして入れる。

ここも非常に窮屈なハイステップで、壁に入って体重を殺すイメージ。ギリギリだったが、遠い右手ガバポケットがなんとか止まった!

5ピン目クリップ後にも少し休めるが、苦しい体勢でのレストになるので、短いシェイクで終盤へ。

最後はパンプで予定していたムーヴができず、咄嗟にアドリブ。危なかったが、1便目で2箇所もブランクがあったことを考えると、3便で決められて良かった。

体感グレード

1便目はどうなることかと思ったけど、登れてしまうと、確かに5.12dは甘い。ポコチン大魔王(5.12d)よりは簡単。

僕の体感としては5.12c。ただし、窮屈に感じるムーヴが多く、核心は苦手なモノポケット。5.12bくらいに感じる人もいそう。

ただし、100岩で三ツ星(ワイルドボアも含めて、この辺りはやや☆多過ぎな気もするけど)になっているだけあり、内容は面白い。

✅トゥウェルブモンキー(5.12b), 2go

午後に入ると、チューブロックは日陰になる。おまけに風も出てきて寒い。

同じ日陰でも、ワイルドボアは風が入りにくいので、こちらに移動。

オレゴン魂(5.12b/c)とかも気になったが、前日の雨の影響か、残念ながら濡れてそう。かわりに、トゥウェルブモンキーをやってみることにした。

ルート解説

一見スローパーが続くルートだが、実はスローパーの中に小さいカチが隠れていたり、親指が使えてピンチが有効だったり、ホールディングが重要なルート。

横リーチが必要なムーヴが多く、グレード感は腕の長さによって大きく変わりそう。

終了点を除き、全部で7クリップ。1ピン目は、よほど自信がない限りはプリクリが無難だと思う。

2ピン目のガバでレストし、2ピン目とやたら近い3ピン目にクリップ後、右トラバースから核心が始まる。5ピン目の上にある、傾斜が変わる部分のガバを取るまで、気の抜けないムーヴが続く。

上部は傾斜がなくなり、凹角をステミングで登るウイニングラン。

トライ

先にトライされている方がいたので、ヌンチャクをお借りしてオンサイトトライ。

取り付きの左の斜面を登っていくと、ヌンチャクに手が届いたのでプリクリ。スタートはヌンチャクのやや右下からになったけど、これでいいのかな?

出だしから甘いホールドが続いて難しい。なんとか2ピン目のガバレストに到達。3ピン目にクリップ後、オブザベで右トラバースなのはわかっていたんだけど、迷いチョークに誘われるように直上してしまいテンション。うーん、オンサイト能力…。

その後、終了点までのムーヴを一通り確認。

持ち主の方がヌンチャク回収したので、マスターでのRPトライ。

ここから右トラバース

3ピン目クリップ後の右トラバースは、↑の左手のホールディングが難しい。ガストン気味に持つと良かった気がする。

右トラバース

右手でサイドスローパーを取り、一旦左手をマッチするのが一般的?なようだが、僕はリーチを活かし、右手をそのままピンチに送る。

この一手を止めれば実質終了

最後は左手サイドから、ちょうど傾斜が変わる部分にあるガバへの遠い一手。徐々にパンプしてきて、距離が出なかったが、なんとか止まった。

1便目の感触からすると、2便目も十分落ちれる感じだったので、マスターで登れたのは嬉しい。

体感グレード

スローパーはあまり得意ではないのだが、見た目に反して意外に得意のカチやピンチが使えた。長いリーチもかなり活きたと思う。

僕の体感は、100岩通りの5.12b。小柄な人はもっと難しく感じそう。

ふりかえり

午前中のチューブロックはポカポカだったが、午後からは結構寒くなった。

ここ最近通っていた二子山・弓状エリアはいつも人が多く、聞けば誰かしらムーヴを教えてくれる。それに甘えていたせいか、今日はいつも以上にムーヴが出てこなかった気がする。自分でムーヴを見つける能力は大事にしていきたい。

城山はポケットのイメージが強いが、ルートによって色々なホールドが楽しめることを再発見。基本的にはフルクリンプクライマーだが、以前に比べると幅広いホールディングに対応できるようになったと思う。

ムーヴ作りは人に頼ってしまったが、RPトライでは良い登りができて、それなりに満足の一日。

次はオレゴン魂(5.12b/c)か、ケレンジ(5.13a)よりも難しいという噂のモンキークライ(5.12c)、あと二間バンドに行く機会があればかさぶた(5.12c)あたりかな。

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ABOUT ME
きい
きい
登ったり滑ったりする人
1988年生まれ、愛媛県出身
東京の北西部に住み、週末は専らさらに北や西に出かける
仕事は電機メーカーのエンジニア
クライミング:2021年からリード&外岩を始めて本格的に
スキー:2017年からバックカントリーにハマる
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